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メディア情報 『旅鞄いっぱいの京都 ふたたび』に掲載していただきました!

2015.04.13

「ズームインスーパー」や「はなまるマーケット」などのレギュラーを長年勤められた堤信子氏が京都の文具や雑貨の情報を綴ったシリーズ『旅鞄いっぱい』の4作目、『旅鞄いっぱいの京都ふたたび』で、京都三条富小路店をご紹介いただきました!(60~61ページ)

掲載商品は京都三条富小路店・東京神田神保町店にてご覧いただけます。

正木博「京都抄景」コロタイプ写真展

2015.04.13


便利堂コロタイプギャラリーでは、正木博コロタイプ写真展を開催します!
正木博氏は、日本の伝統と佇まいを色濃く残す京都の伝統的な建築物、庭園、街並みのなかに現れる日本独自の美意識を写真で切り取ります。光と陰影。コロタイプならではの階調表現をお楽しみください。オリジナルプリントとともに展示します。※本展はKG+(KYOTOGRAPHIEサテライト展示)に参加しています。
また会場では、記念出版として、正木博「京都抄景」のコロタイプポートフォリオを30部限定で販売します。
【日時】2015年4月17日(金)~5月10日(日)※会期中無休
【開廊時間】11:00~18:00
【会場】便利堂コロタイプキャラリー 株式会社便利堂 京都本社1階 ※入場無料

PARASOPHIA京都国際現代芸術祭2015へ行こう!

2015.04.10

PARASOPHIA京都国際現代芸術祭2015をご存知ですか?
PARASOPHIA京都国際現代芸術祭2015とは、京都初の大規模な現代芸術の国際展で、世界の第一線で活躍する作家約40人が集結したイベントです。京都という地を舞台とし、京都市美術館・京都文化博物館を主会場としながら、各地で個性的な空間が創出されています。
では、具体的にはどのようなものなのでしょう。その様子を便利堂がお伝えします!
会場の様子は?
京都市美術館、京都文化博物館を主会場とし、その他にも鴨川デルタや堀川団地など京都中心地帯の各所でも展開されています。最も多くの作品に触れることができるのは京都市美術館なので、どこから行けばいいかわからないという方は是非ここから足を運んでみてください。また、京都市美術館・京都文化博物館以外の場所は入場無料ですので、京都観光のついでに立ち寄るのに丁度いいかもしれませんね。

京都市美術館正面入口
どんな作品が見られるの?
これまで私たちが「芸術」に繋がるものとは思いもしなかった、プラスチック容器や廃材を素材とした作品のほか、CGを用いたりアニメーションになった映像、空間、思想など、“私たちが知らない興味深い思考や表現が世界にはたくさんある”(PARASOPHIAホームページより)ということを思い知らせてくれる作品群が見られます。また、視覚だけではなく、聴覚や触覚、嗅覚(ときには味覚!)といった五感をめいっぱい活用して、体全身で作品のメッセージを感じることができるのも面白さの1つです。行ってみるだけで、価値観や視野がぱっと広がった気分になりますよ。1度だけでなく、2度、3度足を運ぶことで見えてくるものもあり、じっくり楽しめるのも良いですね。

『神託、フクロウ……ある動物は眠らない』アン・リスレゴー   『憧れのボディ』石橋義正

『手と目、そしてIt』ヘトヴィヒ・フーベン
見どころは?
PARASOPHIAは京都という街を舞台としているという点に大きな意義があります。京都は古くからの伝統が今も生き生きと残る街として国内外で人気の場所ですが、反対に、「その時々に生まれる先駆的な芸術家や思想家たちの活動を寛容に支援し続け(PARASOPHIAホームページより)」てきたという側面があります。京都の観光では古い社寺や庭園など“古いもの”を見るのがメインになりがちなところがありますが、新しい現代芸術こそが京都の文化形成の始まりであり、これを受け入れ取り込んでいく街のあり方も、PARASOPHIAで是非感じていただきたいところです。
毎日のようにワークショップやセミナー、シネマプログラムなども実施されており、日々新しい活動も楽しめます。詳しくはホームページをご参照いただき、是非ご自分の世界を広げる機会としてください。
森村泰昌ポートフォリオ販売中!
ご参考までに、便利堂としてのおすすめのスポットもご紹介させていただきます。京都文化博物館は、森村泰昌の『ラス・メニーナス』が飾られている閉館後の静まったプラド美術館を舞台にした作品8点と、エルミタージュ美術館の歴史をテーマにした3点が展示されています。氏はデビュー作『肖像《ゴッホ》』(1985年)をはじめとし、自らが作品の中の人物に扮するセルフポートレイトという手法をとることで有名ですが、今回の展示会場では更に作品世界と観覧者との関係性に迫る、ストーリー性が与えられている点で特異です。

会場の京都文化博物館別館
作品をどう捉えるのか、解釈はあくまで受け手に託されています。何度も往復して眺めてしまうような奥深さがとても面白いですね。また、会場では森村泰昌氏本人の解説音声が日本語・英語で流されており、氏の話し方、声の調子にも触れることができます。筆者は氏の声を今回初めて聴きましたが、「こういう話し方の人がこういう作品を描くのだ」ということに妙に納得しました。
森村泰昌氏はデビュー前、セルフポートレートではなく、卓上にのせられた食器などを組み合わせた、繊細で柔らかな作品も制作しています。それがこの『卓上のバルコ・ネグロ』で、制作当時、氏が好きだったポルトガルのファドの名曲「暗いはしけ=バルコネグロ」からとられています。またこのタイトルには“卓上という小さな世界にこそ芸術は生まれる”という想いが込められているそうです。
このポートフォリオは会場の京都文化博物館ミュージアムショップでお買い求めいただけます。

ポートフォリオ 森村泰昌 《卓上のバルコネグロ》より、〈卓上の都市・凱旋門〉 1枚1,715円(税別)

ポートフォリオ 森村泰昌《卓上のバルコネグロ》より、〈1984〉 5枚セット5,715円(税別)
ぜひ会場で生の作品に触れて、PARASOPHIAをお楽しみください!
京都文化博物館ミュージアムショップ
オンラインショップ

HARIBAN AWARD 2014 グランプリ受賞者 Awoiska van der Molenコロタイプ写真展

2015.04.09


Awoiska van der Molen Untitled 351-10 2013

19世紀の古典技法「コロタイプ」を使った世界初の国際写真コンペティション「HARIBAN AWARD 2014」で世界中の応募者131名の中から見事に最優秀賞受賞者に選ばれたアヴォイスカ・ヴァン・デル・モレン氏が、職人とともにつくり上げたコロタイププリントの展示を行います!
【日時】2015年4月18日(土)~22日(水) 11:00~18:00
【場所】臨済宗保水山 廣誠院 《地図はこちら》
【施設入場料】700円
廣誠院は数奇屋風の書院と茶室からなり、庭園では高瀬川から引き込まれた大きくゆるやかな川の流れを眺めることができます。趣深い建物や豊かな庭園のなか、ゆったりとした気持ちで作品をお楽しみいただける場所です。通常は非公開ですので、施設内部に入ることができる今回は大変貴重な機会になります。

廣誠院の眺め
また18日(土)には、アヴォイスカ・ヴァン・デル・モレン氏による写真集サイン会を実施します!

アヴォイスカ・ヴァン・デル・モレン氏 パリフォト2014にて
昨年の選考の様子やアヴォイスカ・ヴァン・デル・モレン氏の略歴はこちらから
作品制作についてのインタビューはこちらから
氏がコロタイプ職人とともにひたむきに作り上げた作品の数々を、ぜひご覧ください。

なお、本展示は23日(木)以降も場所を変えて行います。
【期間】4月23日(木)~5月10日(日) 11:00~18:00
【場所】京都ホテルオークラ 地下1階 ※廣誠院すぐ近く 《地図はこちら》
【施設入場料】無料
お越しの際はお間違えのないようご注意ください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております!

国際コロタイプ 写真コンペティションHARIBAN AWARD 2015 公募開始のお知らせ

2015.04.09


19世紀の古典技法「コロタイプ」を使った世界初の国際写真コンペティションの第2回目、「HARIBAN AWARD 2015」を開催します!
ガラス板を使うことから、日本では「玻璃版(はりばん)」と呼ばれる写真プリント技法のひとつ「コロタイプ」。便利堂コロタイプ工房は、明治38年の工房開設以来、1世紀以上にわたってこの技法を継承してきました。その伝統と文化を次の世代に伝えるためにも、より多くの方々にコロタイプを知っていただき、活用していただくことが重要だと考えています。「HARIBAN AWARD」プロジェクトは、広く世界からコロタイプで作品を作ってみたい写真家やクリエイターにエントリーしてもらい、最優秀者は工房のある京都に招待され、滞在しながら自分の思い描くプリント、あるいは新たな発見となるプリントを職人と共に作り上げるという、便利堂コロタイプ工房でしか味わえない体験ができます。
さらに詳しくはこちらから


■お問い合わせ先
HARIBAN AWARD 2015 事務局
〒604-0093
京都市中京区新町通竹屋町下ル弁財天町302番地
便利堂内
電話:075-231-4351
E-mail : info@haribanaward.org
公式ホームページ www.benrido-collotype.today/competition
ツイッター @haribanaward
フェイスブック Hariban Award


九州国立博物館_山本作兵衛コレクション 保存処置作業完了報告展『1095日の軌跡』

2015.03.31


平成23年(2011)5月に、日本ではじめてユネスコ世界記憶遺産に登録された「山本作兵衛コレクション」をご存知でしょうか。世界記憶遺産には、かの有名な「アンネの日記」や「ベートーヴェン第9交響曲草稿」が登録されており、“人類が後世に伝える価値のある世界各国の文書、書物、楽譜、絵画、映画などの記録物を登録・保護し、公開すること”を目的とし、ユネスコ(国連教育科学文化機関)が主催しています。便利堂は、この「山本作兵衛コレクション」のコロタイプ複製制作事業に約3年間にわたり携わりました。
※山本作兵衛コレクションとは
約50年間にわたり炭坑夫として働きつづけた山本作兵衛が「孫たちにヤマの生活やヤマの作業や人情を書き残しておこう」とした詳細な炭坑労働の記録。その数は1,000枚以上にわたります。ユネスコのホームページでは以下のように言及されています。
――(前略)当時の日本について記述した文書は、政府や企業等の公式文書によるものがほとんどで、一人の労働者が作成した私的記録は非常に希少である。作兵衛の絵画には、公的記録では読み取ることができない当時の生々しさや臨場感がある。当該コレクションは、世界的に歴史的な重要性が高い時代を実際に生きた一人の人間の視点に基づく真正な記録である。

コレクションの原画には長期保存が難しいとされる酸性紙と思われる近代の西洋紙が使用されていました。そこで、大切な遺産を後世へ伝えるため便利堂のコロタイプ印刷で精巧な複製が作られることとなったのです。
更なる詳細は保存処置作業完了とあわせて、明日から開催される九州国立博物館「保存処置作業完了報告展1095日の軌跡」で知ることができます。
4月5日(日)12:00~16:00には1階エントランスにてコロタイプ印刷ワークショップを開催します!「山本作兵衛コレクション」複製に用いられた技術を、ご自分で実際に体験していただけます。無料ですので、是非ご参加ください。
「保存処置作業完了報告展1095日の軌跡」
【期間】4月1日(水)~4月19日(日)
【場所】九州国立博物館 1階ミュージアムホール http://www.kyuhaku.jp/
【関連イベント コロタイプ印刷ワークショップ】
【日時】4月5日(日)12:00~16:00
【参加費】無料
【事前申込】不要
コロタイプ印刷ワークショップについて詳しくはこちら↓
http://takumisuzuki123.blog.fc2.com/blog-entry-81.html

リニューアル新発売!法隆寺金堂壁画 絵はがきセット

2015.03.20


絵はがきセット 〈法隆寺金堂壁画〉(19枚組) 1,500円(税別)

重要文化財指定を受けたカラー撮影原板をもとに焼損前の姿を再現した絵はがきをリニューアル新発売!

白鳳時代に描かれた壁画の馥郁たる線描と彩色をお楽しみください。

全十二画面の壁画すべてを網羅した愛蔵版にふさわしい逸品です。

19枚組、税別1,500円。解説書付きなので、法隆寺金堂壁画の詳細を知ることができます。


お求めは下記店舗または京都本社1階ギャラリー(※開廊は4月5日まで)にてどうぞ!
京都三条富小路店
東京神田神保町店
オンラインショップ
京都国立博物館ミュージアムショップ

「法隆寺金堂壁画写真原板」展

2015.03.16


重要文化財指定記念!法隆寺金堂壁画の便利堂写真撮影原板の展示会を開催します!
便利堂が昭和10年に撮影した法隆寺金堂壁画の写真原板が、このたび国の重要文化財に指定されることとなります!それを記念し、本社ギャラリーにて法隆寺金堂壁画に関する資料を集めた展示会を開催します。法隆寺金堂壁画をめぐる詳細な資料の展示はもちろん、重要文化財となる原板の実物展示や、コロタイプ印刷の法隆寺金堂壁画(第6号壁)の原寸大掛軸の展示、当時の壁画撮影の様子がわかる模型など、充実の内容をご準備しています!
http://takumisuzuki123.blog.fc2.com/blog-entry-80.html
【期間】3月15日(日)~4月5日(日)
【開廊時間】11:00~18:00(会期中無休)
【会場】便利堂コロタイプキャラリー 株式会社便利堂 京都本社1階 ※入場無料
4月4日(土)15:00~は、講師・奈良県教育委員会文化財保護課 神田雅章氏のギャラリートークを実施します。
どうぞお気軽にお越しください。

便利堂撮影「法隆寺金堂壁画」のガラス乾板が重要文化財指定に

2015.03.16


便利堂が昭和10年に撮影した法隆寺金堂壁画の写真原板が、国の重要文化財に指定されます!
「歴史資料の部」8件のうち2件として、文化庁で以下のように発表されました。
「壁画焼損前の彩りを伝える唯一の原板として貴重であり(中略)法隆寺金堂壁画の最も高品質な写真原板であるため、学術的価値が高い。」
「高い撮影技術を駆使して細部に至るまで、巨大な壁画の精緻な記録を作成することに成功したもので(中略)法隆寺金堂壁画の最も高品質な写真原板であるため、学術的価値が高い。」
文化庁の報道発表
http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/2015031302.pdf
さらに詳しくは
http://takumisuzuki123.blog.fc2.com/blog-entry-79.html

メディア情報 『ぶらぶら美術・博物館』にてご紹介いただきます

2015.03.03


3月6日(金)のBS日テレ『ぶらぶら美術・博物館』にて、京都国立博物館ならびにミュージアムショップをご紹介いただきます。
通常1時間番組のところ、19:00~20:54の2時間スペシャルで放送されます。
お時間がありましたら是非ご覧ください。
京都国立博物館ホームページはこちらから
『ぶらぶら美術・博物館』ホームページはこちらから