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HARIBAN AWARD 2018 グランプリ受賞者発表

2018.09.14

ハリバンアワード2018のグランプリ受賞者:
★Grand Prize Winner
エスター・タイヒマン(ドイツ/アメリカ) 女性 38歳
http://www.estherteichmann.com
*京都滞在制作の予定:12月8日~22日

略歴:エスター・タイヒマン 執筆とキュレーションも行うアーティスト。タイヒマンはロイヤル・カレッジ・オブ・アー トにおいて、芸術の修士号(2005)と博士号(2012)を取得し、現在は同校のキュレー ション育成コースと歴史コーディネーターのプログラムの責任者です。2013年にはサン フランシスコのカリフォルニア芸術大学客員教授を務め、2009年から2018年までロンド ン芸術大学の写真学科の講師も務めました。

タイヒマンの作品は原始的な回帰をテーマとし、そのモチーフはベッドから沼地、そして 洞窟、また母から恋人へと変化を遂げる神話ような世界へと導いてくれます。彼女の描 写は暗闇の中を出たり入ったりし、また滴り落ちるインクに隠れながら、夜の重たい黒 闇を思い起こさせる微妙な色合いにモチーフが染まることで、もともと被写体の持ってい る印象からの脱出が可能になります。

アティスト・ステートメント

私の写真は、架空の神話的な世界を構築するため、複数のイメージをセットアップし撮影されています。私たちは原始へ の回帰を知るなかで、ベッドから沼地、そして洞窟へ、または母から恋人へと移動します。実験的なプリントを制作し、 そのプリントに直接描画することで、もともと被写体が持っている印象を緩和する効果を出そうとしました。一つイメー ジからまた別のものに生まれ変わるような断片から生まれる物語は、自伝や小説、神話の世界を行き来し、さらに他の ものへと姿を変えていきます。私の作品は写真と映像と文章の組み合わせによって、洞窟のような母、貝のような姉妹、 月のような恋人たち、滝のような涙が描きだされます。沼や洞窟といった真っ暗な闇に入ることで、摂取と排出、母と 娘、姉と妹、黒と白、恋人と恋人、シュールレアリズムのエロティックな衝動(真珠を作るといった刺激的なもの)な どが私の作品から感じられるはずです。カメラのような口径と絞りを持つ貝殻。 大洋のような子宮。 月のような恋人た ち。 自制しながらの保有。夜としての昼間。

http://benrido-collotype.today/hariban-award-2018-winners/

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