森村泰昌氏によるモノクローム写真を美しいフォト・カードに仕立てました。1984年制作の作品は現在の氏の作風とはまた違った、繊細で柔らかな魅力にあふれています。
精緻な手刷りコロタイプによって、オリジナルプリントの持つ美しさをそのままに表現したこのフォト・カード。版面上に添えられた森村氏のサインがまるで写真世界への招待状のような、大切にしたい逸品です。


1951年生まれ。大阪在住。緻密で膨大なエネルギーを注ぎ、セルフポートレイトの作品を作り続け、国内外で幅広く活躍する美術家。
《卓上のバルコ・ネグロ》シリーズは、《肖像(ゴッホ)》(1985)でデビューする以前の1984年に、アトリエのテーブルの上で、さまざまなオブジェを構成して制作したモノクローム写真シリーズである。このシリーズの中から5点を選出し、いまや世界的にも希少となったコロタイプによってプリントした。シリーズ・タイトルの「バルコ・ネグロ」とは、ポルトガル語で「黒い舟」という意味で、アマリア・ロドリゲスが歌って世界的に有名になった民謡ファドの名曲である。この曲は作家にとって当時の思い出の曲であり、作品制作の背景にはこの哀愁をふくんだ旋律が流れている。


一般的な印刷方法であるオフセット印刷では色や濃淡を小さな網点の密度で表現しますが、コロタイプでは連続階調で表現するため、写真のようにより本物に近い緻密なディテールで表現することができます。



5枚セットのものは、美しいケースに入れられた、さながら小さな作品集。それぞれの作品の魅力をひとつひとつお楽しみ下さい。
【5枚セット】
¥6,000(税込)
フォト・カード5枚、
たとう・ケース入り

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1 卓上の都市・凱旋門
2 卓上の都市・スタジアム
3 水の塔―1
(ブランクーシに捧げる)
4 森の塔・月星夜
5 花嫁が見つめたもの・
風の揺らぎ
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